低身長症とわかる特徴は他にあるの?
低身長症の特徴とは何か。
背が低いと言ってしまえばそれまでなんですが、それでは答えになってませんよね。
何か別の特徴があって、見極めることが出来ないかということですよね。
低身長症の特徴は
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調べてみましたが、やはり目に見えてわかるような特徴は見つかりませんでした。
特徴的な変化などがあれば早期に発見して治療を受けられそうなんですが。
やはり一番は周りの子と比べて身長がどれだけ低いかが分かりやすい特徴だと思います。
それと、成長曲線を毎月付けていくと成長の仕方が目に見えるので、わかりやすいですね。
成長曲線を描いておけば、標準的な成長曲線をの比較ができ、伸び率が悪いや、成長期でもないのに急激に伸びたや、逆に急に伸びが悪くなったなどの異常が発見しやすいです。
低身長症の特徴を原因から探る
低身長症になる原因はいくつかあります。
その原因による身長以外の特徴なども目安になるかもしれないです。
成長ホルモン分泌不全・甲状腺機能低下
これは、身長が伸びない以外の特徴としましては、低血糖を引き起こす可能性があります。
それから、発達障害の子は、成長ホルモン分泌不全症の子も多いとのことです。
染色体の病気
ターナー症候群は女性だけが持つ染色体の異常の病気なので、女性だけがかかります。
2千人に1人くらいの割合でみられます。
身長以外の症状としましては、思春期が見られない、心臓病の合併症、難聴の合併症もみられます。
プラダ・ウィリー症候群は、1万人に1人の割合でみられます。
身長以外の特徴は、性腺の発育が悪い、乳幼児期に筋緊張の低下がみられる、肥満、発達障害なども見られます。
どちらも成長ホルモン療法での治療ができます。
SGA性低身長症
こちらは、産まれたときから小さく、その後の成長も平均に追いつくことなく成長していく低身長症です。
3歳までに身長の伸びが追いつくことが多いようですが、3歳になっても伸びが悪いようであれば、疑いがありますので、病院で診察してもらいましょう。
これも成長曲線を描いておくといいですよね。
骨・軟骨の病気
骨や軟骨に異常があるために身長が伸びない、アンバランスな体形だったりします。
遺伝も突発性の可能性もあります。
臓器の異常
心臓や消化器官、肝臓など重要な臓器が正常に機能していないと、成長に必要な栄養素が身体に行き渡りません。
その為に身長が伸びないということがあります。
低身長症の原因はこのように色々あります。
その原因にかかる割合はそれぞれですが、病院で検査をしてもらわないと分からないのもたくさんです。
なにか気になることがあればすぐに病院で相談してみてくださいね。
治療法はありますので、早期に治療を始めることでその効果も高くなり、平均身長に近づくことが出来ます。
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