子供の低身長は遺伝が影響してるのか
親の身長が子供の身長に影響するのか。
つまり遺伝ですよね。
「○○君、背が高いね」「そういえばお父さんも背が高いからね」
こんな身長に関する話は昔からありますよね。
僕たちのイメージでは、身長の遺伝はかなりあるように思っています。
でも実際は違うようですよ。
子供の身長に遺伝が影響するのは25%
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単刀直入に言います。
親の身長が、子供に遺伝する影響は25%しかないんです。
思った以上に低いですよね。
なので、親の背が低いからと言って、子供の背が伸びないと諦めたり悲観する必要はないんです。
遺伝よりも残りの75%の要因が大きいんです。
逆に言えば、親の背が高いからと言って子供の身長が高くなるとは限らないということですね。
25%は影響あるので、身長が高くなりやすいと言えばなりやすいのですが。
兄弟で身長の伸びが違う
ちょっと僕の話をします。
僕の両親の身長は、
- 父親:169cm
- 母親:151cm
母親は小さいです。
父親は小さくはないけど、大きくもないです。
そして僕の身長はというと、159cmです。
低身長ですよね。
ところがですね、僕には姉がいるのですが、姉は161~2cmはあります。
女性としては十分な身長で、平均身長を超えています。
どうでしょうか、姉弟でこんなにも伸び方が違いました。
もし親からの遺伝の影響が大きいのであれば、同じような伸び率になっているはずです。
でも僕は平均にも大きく満たない身長で、姉は平均を超える身長まで伸びています。
いったい何が違ったのでしょうか。
ちょっと分析してみましょう。
栄養面
同じ家で暮らしてきたので、同じ食事をしてきました。
ですので、僕だけ栄養が足りなかったということは考えにくいですね。
逆に食べすぎて肥満が原因だったかもしれないです。
僕は小学校時代は結構な肥満でした。
肥満は思春期の到来を早めてしまい、低身長の原因となります。
でも、姉も太っていたような...
運動面
う~んこれはちょっと姉との比較はしづらいです。
姉がどれだけ運動してたかまでは把握できてないので。
因みに僕は肥満ではありましたが、運動は好きで、5~6年の頃は毎日のようにサッカーをしていましたね。
それから姉も僕も登下校は結構な距離を歩いていました。
毎日投稿に30分以上は歩いてました。
ですのでそこそこ運動はあったと思いますので、身長に運動不足が影響した感じはないかと思います。
睡眠面
こちらも、一緒に寝てなかったので姉との比較は出来ません。
でも親からの遺伝が25%で、実際に姉と僕とでこれだけの伸び率の違いがあります。
そうなると遺伝以外で影響していると一番考えられるのがこれだと思っています。
自分の記憶の中では、僕は寝つきが悪いです。
小学校の頃から、布団に入っても寝付くまで2時間とか平気で掛かってしまいます。
これは大人になった今でもそうですね。
寝つきが悪かったので、無理に寝ようとはしないで、ゲームしたりテレビを見たりして、いつも寝る時間が遅かったです。
背が伸びない生活習慣そのものですね。
日本人の平均身長が下がっている
子供に身長が遺伝する影響は25%であることは、長年のデータからも物語っています。
日本人は戦後から平均身長は右肩上がりで伸びてきています。
1948年は160.6cmですが、1996年には170.9cmと10cm以上も伸びています。
もし親の遺伝の影響が大きければそうはなりませんよね。
親と同じような身長になるはずです。
でもそうではないから、遺伝とは別の影響で平均身長が伸びてきたんですね。
その別の影響は戦後の食事などですね。
昔と比べて食事に困ることなく何でも食べられます。
栄養摂取の面は昔と比べたらかなりの差がありそうですよね。
睡眠なども色んな寝具や安心して寝られる環境が確保されています。
そういった生活環境の変化が平均身長を伸ばしているかと思います。
しかし、ここ近年平均身長は横ばいどころか、少し下がってきているのを知っていましたか。
生活環境の変化に頭打ちが来たのかもしれません。
便利になりすぎたせいで、子供が成長する面からすると、もしかしたら改悪なのかもしれません。
例えばコンビニやファストフードの普及率、ゲームばかりでの運動不足、移動も便利になり歩く習慣が減ってきたなど。
色々を原因は考えられそうですね。
子供の健やかな成長を考えると、生活習慣の見直しが必要そうです。
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