低身長と診断されたら、子供はどんな治療をうけるの?
「子供が低身長症かもしれない。」
「治療法があると聞いたけど、どんな治療をするのだろう。」
身長は子供の将来に関わること、心配ですよね。
治療で治るのなら受けさせたいけど、どんな治療になるのか不安です。
今回は低身長症と診断された場合の治療法についてです。
低身長症の治療とは
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低身長症には原因がいくつかあります。
体質的なものや病気、遺伝もです。
SGAという産まれたときから小さくて、その後も成長が平均に追い付かない低身長症もあります。
原因によって治療法は異なってくるので、まずは病院で検査を受けて原因を探ります。
まずは検査
小児科や小児内分泌科などで受診します。
どんな検査があるかと言うと。
- 問診
- 血液検査
- 身体測定
- レントゲン撮影 など
子供のそれまでの成長の記録が分かるとより詳しく原因が特定しやすいので、母子手帳なども用意していくといいです。
そして検査の結果により、低身長症だと診断され治療が必要となれば、治療を進める同意をして治療が開始されることとなります。
治療方法
原因によって治療法があると思いますが、今回は成長ホルモンの治療をお伝えします。
成長ホルモンの治療は、成長ホルモンを注射で体内に注入し、骨にある軟骨細胞に働きかけて骨の成長を促します。
成長ホルモンはたんぱく質の一種であり、薬として飲む方法だと胃や腸で消化・分解されてしまいます。
それでは効果がないので注射で注入します。
成長ホルモンの注射は1日1回行います。
しかし毎日病院へ通う必要はありません。
毎日だったら大変ですもんね。
家族や本人が自宅で注射をすることが認められている治療法です。
注射と言うと怖いですが、ちゃんと専用の器具で、僕たちでも簡単に出来るようになっています。
治療期間
個人差はありますが、長期間になります。
治療開始から1年間は効果が表れやすく重要な期間なので、しっかりと治療を続けたいです。
その後も治療は続けて、骨が成熟するときまで続けるそうです。
治療期間中は成長に大事な生活習慣で子供を過ごさせてくださいね。
「栄養」「睡眠」「運動」が整った生活です。
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