子供が筋トレをすると背が伸びない本当の理由です。
「子供の筋トレは背が伸びなくなる」
この噂の本当のことを解説します。
嘘なのか本当なのか、何が良くないのか。
確かめて下さい。
子供が筋トレすると背が伸びないは本当か
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まだこれから成長期に入る子供の内から、
筋トレをして筋肉を付けすぎると背が伸びない。
何となくそんな気がしないでもありませんよね。
硬い筋肉が沢山体中についていたら、骨や身体が伸びるのを邪魔しそうですもんね。
じゃあやっぱり、子供が筋トレするのは背を伸ばすのには良くないのでしょうか?
いやいやいや、実はそれは都市伝説。
全くそんなことはないんですよ。
むしろ筋トレは運動となるので背を伸ばすのにはいいはずなんです。
子供の骨には骨端線という軟骨があります。
成長軟骨ともいわれていて、骨の端にあります。
背が伸びる仕組みとして、この骨端線が伸びるんですね。
ですので、骨端線の成長がより活発になることで背も伸びやすくなります。
骨端線を活発にするには刺激を与えるといいのですが、その方法が運動なんです。
運動は3大要素の一つですよね。
筋トレの種類は色々あるので、どんな筋トレがどういいのかは様々ですが、骨端線に刺激を与えることはできます。
背が伸びないのは筋トレではなく体質
なぜ子供のうちから筋トレすると背が伸びなくなると昔から噂が立ってるのでしょうか。
その噂の真意はわかりませんが、一つ筋トレというより筋肉に関して背が伸びることと関係していることがあります。
筋肉質、筋肉がつきやすい子供は背が伸びない可能性があるんです。
筋肉が付きやすいということは男性ホルモンが関係しているようで、それが原因となり思春期の到来が早くなる可能性があるんですね。
思春期の到来が早いと、その時は背が伸びるかもしれませんが、その分早いうちに身長の伸びが止まってしまいます。
その為に最終的に低身長となってしまうんです。
筋トレをするとではなく、体質的な原因です。
子供の筋トレの注意点
子供が筋トレをすることは、むしろ背を伸ばすのに良いと言いました。
骨端線の刺激になると。
でも注意点があります。
それは負荷です。
子供の内はまだ身体が出来上がっていません。
大きな負荷に耐えられる身体じゃないんですね。
ですので、過度な負荷での筋トレは注意が必要です。
怪我や疲労が背を伸ばす邪魔になる可能性があります。
これも子供が筋トレをすると背が伸びないと言われる理由の一つかもしれませんね。
もし怪我で骨端線が損傷してしまったら、骨の成長に影響が出る場合もあります。
もし疲労が大きかったら、筋肉が損傷しています。
筋肉が修復されてより大きな筋肉となるのですが、その修復に栄養素が摂られてしまい、背を伸ばす方に栄養が不足してしまう可能性も考えられます。
子供に、あまり追い込むような筋トレは気を付けて下さいね。
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